ネガティブでも豆腐メンタルでも明るく楽しい人生送りたい人のブログ

ネガティブで豆腐メンタルで内向的で体も丈夫じゃないし病んでるけど楽しく元気な毎日を送りたいなーと思っています。読書(ビジネス本)も好きだし手帳も好きだしスピリチュアル的なことも好きだし、雑多なブログになりそうな予感です。

「この世界の片隅に」は絶対に見たほうが良い映画と自信もって言えるよ

今更?と思われるかもしれませんが、「この世界の片隅に」という映画のレビューです。

レビューといっても役に立つレビューは書けないかも…ってか書けない。

とにかくいろんな人に見てほしい。

あと、見て良かった!!という気持ちをぶつけたい。ぶつける先ないから、ブログに!

的な。

 

昨年は「君の名は」が流行りましたけど、どっちがよいかとかは分かりません。

私、君の名はを見てないから…

(すごい見たかったんだけど、タイミングを逸したんですよ…。30代独身ソロであのリア充感あふれる映画見に行く勇気なかったんや…。

そう私はチキン!)

 

そういう意味で、この世界〜はお一人様でもなんの心配もない。ボッチも安心!

むしろ一人で見たい。と私は思いました。序盤から泣き通しだったし…(※後述)

 

 

あらすじ

広島市に暮らす、すずさんの日常を描いた映画です。途中で結婚したり(そして呉市に引っ越す)もしますが、本当に全編通して日常生活を描いています。

ただし途中で戦争がはじまり、そして戦争が終わります。

 

感想

戦争映画だけど、戦争が話のメインにあるんじゃなくて、まず第一に生活があって、そこに戦争がかかわってくるっていう感じです。だから本当にかわいいしほほえましいし面白くて噴き出すシーンとかもたくさんある。

そして、すずさんのことが大好きになりました。すずさんに会いたくて私は次の週にもう一回劇場へ行きました。初めて見た日から、頭の中にすずさんが生き始めて、ずっと忘れられなくなります。そしてそれがとてつもなく嬉しい。なんか、大事な人が増えたような感覚でした。本当に見てよかったと思いました。

 

すごい個人的な感想

私は見始めて最初のセリフから泣きっぱなしでした。たぶん普通は泣くとこじゃないんだけど。すずさんがとにかくかわいかったのと、たまたまなのですが、ものすごく自分に重なるところがあって、えっ?自分じゃん?って思ったらなんかもう泣けて泣けて。

私、広島市じゃないけどあの辺出身で、(いまは抑えてますが)もともとの方言がすごく似ていて、なんか懐かしいんです。

おまけに子供のころからすごいぼんやりしていて、絵ばっかかいてるみたいな子だった。

でもすずさんみたく優しくないし、だいぶダメ人間なんで、私はすずさんではないです。(当たり前や)

なんかそれで。

いちばんああーって思ったすずさんのセリフで、うろ覚えなんですが「いろんなこと気づきたくなかった、ぼんやりした私のままでいたかったなあ」みたいなセリフがあって。

これ、戦争だからじゃないかもなあ思ったんです。

私も子供のころぼんやりしてたけど、大人になって、仕事でいやなこととかいっぱいあって、いろんなこと知るようになる。そうすると根っこが腐っていったり性格が変わっていったり、嫌な面が出てきたりするん。

あー、昔の私はこんなじゃなかったのになあ。もっともっと素直でなんも考えてなくて、人のこと大事にできたのになぁ、

って思ったりして。

もちろん、戦争のせいでいろんなことが起きて、悲しいことがたくさんあって、もう2度と繰り返してはいけないっていう気持ちが一番先にあるんだけど、すずさんの気持ち分かるよって言いたくなったシーンでした。

 

※すごい個人的な感想 終わり

 

 

戦争ってどうやったらなくなるんだろう。って見終わった後にぼんやり考えていました。

 

これから先かなしいこととかやるせないことがあったとき、すずさんを思い出すと思う。

それで、すこし元気が出ると思う。

自暴自棄になったとき、もう一度この映画を見たら、ちゃんと生きようと思えるかもしれない。